55万円
都市部・最高値目安
4.5万円
ド田舎・最安値目安
6倍
管理不全時の増税倍率

「住んでいない家」を維持するためには、所有しているだけで物理的なコストが発生し続けます。特に2026年現在は、空き家専用保険の値上げと、自治体による庭木・防草指導の厳格化、業者の人件費の高騰により、数年前よりも維持単価が上昇しています。

1. 都市部:資産価値に比例する税負担

東京・大阪近郊など、駅徒歩圏の実家を維持する場合、最大の支出は固定資産税です。評価額が高いため、建物が古くても土地分の税金が重くのしかかります。

都市部と地方の空き家コスト比較
立地によって負担の比率が変わります。

2. 郊外:自力管理と外部委託の分岐点

自宅から車で1時間程度の「近所」にある実家は、最も管理が続けやすい一方で、自分の休日(労働力)を消費します。

3. 超ド田舎:最安だが「負動産」化の懸念

最寄り駅から10km以上離れ、近隣に住宅が少ないエリアでは、税金そのものは数千円〜1万円程度まで下がります。

4. 遠方管理:交通費という名の見えない経費

新幹線や飛行機を利用して「たまに見に行く」実家管理は、経済的に最も非効率です。年に3回帰省するだけで15万〜20万円が消えます。このコストをかけるなら、地元の不動産会社に月5,000円〜1万円で「外観確認のみ」を依頼し、物理的な訪問回数を減らすのが2026年式の合理的な管理法です。

5. 結論:3年で100万円消えるなら売却を

都市部や郊外で年間30万円以上のコストがかかっている場合、3年維持するだけで100万円近い現金が消失します。その100万円を「解体費用」や「売却のための測量費」に回す方が、資産形成としては正しい選択です。